こんにちは、リモンズの松本です。弊社ではお客様がVISA手続で渡比された際に空港までお出迎えにあがります。今回は、マニラ空港でのお出迎えについて詳細をご説明させて頂きます。(2015年よりセブでもリタイアメントビザ取得のサポートを開始致しました。)

お出迎えサービスとマニラ空港について

お客様の渡比が決定しましたら、弊社にて送迎車とドライバーの手配をさせて頂き、リモンズの専属ドライバーがお迎えにあがります。インターネットで検索すると「危険」や「渋滞」といったキーワードと共に検索されるマニラ空港ですが、今回はその部分についてもお話します。

4つのターミナル

写真の☆が示しているのが各ターミナルの位置です。下からターミナル1~3と数え、最も北に位置するのが国内線ターミナルです。(それぞれのターミナルが近いように感じますが、実際にはシャトルバスの整備が完全で無いことや、渋滞の影響で移動には想像以上の時間がかかります。)

空港までお出迎えさせて頂く際には、事前に頂いたお客様の航空券情報を基に到着されるターミナルまでお出迎えに参ります。また、渡比される前に、お客様が到着されるターミナル事に待ち合わせ場所についての詳細の図解をお送りさせて頂きます。

マニラ空港は世界一危険？！

この記事をご覧になられている方の中には、「マニラ空港は世界で最も質の低い空港である」という話を耳にされたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実際に旅行関連サイト「The Guide to Sleeping in Airports（空港で眠るためのガイド）」が利用者を対象に「快適さ」「利便性」「清潔さ」「顧客サービスの質」の4項目の評価を調査したところ2012年/2013年で最低の評価を受けたようです。

ただ、マニラ空港を10回以上利用している私の主観で言いますと。空港の質はそれほど悪くは無いと感じます。ただ一点、タクシーに関しては非常にぼったくりが多く危険を感じたことがあります。(メーターを使わずに言い値で料金を決められ、その場で下ろしてももらえないなど。)そういった意味でも、VISA取得手続の渡比の際には弊社のピックアップサービスは安全ですね。

空港から弊社オフィスやご宿泊先までの距離

空港~弊社オフィスまでの距離は10キロほど、弊社がご提供しているご宿泊先へも15キロほどです。

ただ、アジアでも渋滞で有名なフィリピンではピーク時には2-3時間かかることもありますので、ご帰国される際には、余裕を持ってお迎えにあがります。

少しイメージが湧きましたでしょうか？ご不明点ございましたら、どしどしご質問下さい。担当の岩見より、動画でもご紹介させて頂いております。是非ご覧下さい♫
※2018年初旬にPILIP JAMからリモンズ株式会社に社名変更致しました。動画の社名が古いものになっております。

https://www.youtube.com/watch?v=q9drNVAIYQk

まめ知識情報：空港の名前の由来について

最後にちょっとしたまめ知識をご紹介致します！マニラ空港についてですが、正式名称は ” ニノイ・アキノ空港 ”といいます。これは、アメリカに亡命していたベニグノ・アキノ・ジュニア上院議員が1983年8月21日に、空港内で射殺された事件以降、現在の名称が変更されました。

なぜ亡命していたかと申しますと、国民からの人気が根強かったアキノ氏は当時独裁体制を敷いていたフェルディナンド・マルコス旧大統領にとって反政府側の危険人物と見なされてしまいました。

そこでマルコス旧大統領は「政府転覆の陰謀と武器の不法所持、殺人」の容疑でアキノ氏を投獄したものの、国民の支持の高い彼を処刑することが出来ず、「アメリカで手術を受ける」という名目でアメリカに実質的に追放していました。名声が高かったがゆえに、追放の対象となったわけです。アキノ氏の人気は今でも根強く、500ペソ紙幣の肖像画には彼と妻(夫の死後、大統領を経験した。)が描かれています。さらに娘クリス・アキノは女優として活躍、息子ペニグノ・アキノ三世は2010年に大統領に就任しました。

現在のフィリピンには多大なアキノ一族の影響があるようです。今後も”アキノ”という名前を見る機会がありそうですね。以上、マニラ空港にまつわるプチ情報でした。

リモンズ松本ゆうすけ