海外生活で気になる、フィリピンのインターネット事情

今回は、フィリピンのインターネット事情についてお話しさせて頂きます。将来、フィリピンで生活することを考えている方の中には、現地のインターネット環境をお調べになっている方もいらっしゃると思います。

近年では、インターネットさえあれば海外にいても日本のテレビを見れたり、電話できたりと、日本で生活している時とほとんど同じような生活ができます。

フィリピンでは、通信インフラがあまり整っていない地域もあり、スマートフォンを使っていると回線が不安定になったり、ホームページに繋げるだけでも一苦労する時があります。フィリピンでも安定したインターネットを使われたい方は、ご自宅に固定回線を利用したインターネット環境を整備することは非常に重要となってきます。

それでは早速、フィリピンのインターネット事情をご紹介していきます。

インターネット回線の種類

フィリピンのインターネット回線は固定電話回線を利用するDSL方式と、現在日本で主流になっている光回線(光ファイバー)方式の2つ種類があります。フィリピンでの光回線の導入は比較的最近で、フィリピン全土での普及率は1%程となっており、2015年以降からフィリピンの通信企業大手のPLDTとGlobeがサービスを提供し始めました。

もし、日本と同等の快適なインターネット環境をお求めなら、フィリピン・マニラの中心マカティで、光回線の通る建築年数の新しい建物(2015年頃竣工)から探す方が良いでしょう。また、フィリピンでは、固定電話回線を利用しているDSL方式の方が、未だ主流となっております。DSL方式でもプランによっては、Facebook等のSNSを見たり、YOUTUBE等の動画を見るのであれば、十分快適なインターネット生活を送ることが可能です。

一方安全面では、DSL方式だとセキュリティ面で問題があるそうで、ビジネス、ネットバンキング等でネットワーク環境を使用する場合は光回線を使用することを推奨いたします。また、天候が悪い日は接続が安定しないという弱点もあります。

フィリピンの通信費

日本と比べて物価の安いフィリピンですが、通信費に関しては比較的高い印象があります。例えば、フィリピンのPLDTという通信会社では10〜20Mbpsまで月々1,899ペソ(約3,800円)になっており、日本の通信会社YAHOOの※ADSL回線のものでは、12Mbpsが3,778円になっております。このように比べて見ると、日本で利用する値段とほとんど変わりません。フィリピンのインターネットの通信費は、現在のマニラの1日あたりの最低賃金が500ペソ程(約1000円)なので、フィリピンの所得を考えると割高に感じます。

※Mbpsとは、インターネットの通信速度の単位で、値が高くなるほど、インターネットにつながる時間や動画を読み込む速度が速くなります。

※ADSL回線とはDSL回線の一種であり、受信と送信の通しい速度が非対応のものを指します。

フィリピンの通信事業者とプラン

次に、フィリピンの3つの通信事業者とその料金プランをご紹介します。また、上記で申し上げましたが、通信事業者はエリアによって繋がりすい地域とそうでない地域がありますので、インターネット回線を契約される前に契約される通信業者がその地域に対して、強いかどうか確認することをお勧めします。

ちなみに、一般的に20Mbpsあれば、快適なインターネット環境を楽しめると考えられており、Youtubeの動画などではなく、インターネットの記事等を見るのであれば10Mbpsあれば、さほど不便に感じられないと言われております。PS4やオンラインゲームなどを快適にプレイするには、おそらく100Mbps以上の速度がほしいところです。

1.PLDT

PLDTはフィリピンで、最大の通信事業者で、フィリピンのブロードバンド市場の約60%弱をを占めています。5Mbpsのもので、1,699ペソ(約3200円)からの料金もあります。初期設定の費用はありませんが、※リピーターは別途料金で999ペソ(約4000円)の費用が必要になってきます。

1.10Mbps:月々2899ペソ(約5798円)(データ制限なし)
2.15Mbps:月々3499ペソ(約6998円)(データ制限なし)

※リピーターとは、中継装置のことで、Wifi機器1台では建物の全領域をカバーできない時の補助装置として使用します。

2.Globe

GlobeもPLDT同様にフィリピンの大手通信事業者です。こちらもブロードバンド市場の大半を占めており、40%近くの市場シェアを誇っています。ですので、PLDTとGlobeでほぼ寡占市場となっています。
Globeのプランは容量制限の有無によって別れています。

(容量制限なし)
1.最大10〜20Mbps月々1,899ペソ(約3,800円)
2.最大50Mbps月々2,499ペソ(約5,000円)

(容量制限あり)
1.最大10Mbpsまで月々1,599ペソ(約3,200円)/500GB
2.最大50Mbpsまで月々1,899ペソ(約3,800円)/600GB

容量制限ありですと、たくさん動画を見る方には不向きかもしれません

3.Converge

Convergeは2012年にフィリピンへ参入したアメリカの外資系の企業で、現在、光回線専用の事業を首都圏中心に展開しています。Convergeは細かい料金プランを設定しているため、個人の好みに合わせたサービスを選ぶことができます。

(容量制限なし)
1.最大25Mbpsまで月々1,500ペソ(約3,000円)
2.最大50Mbpsまで月々2,500ペソ(約5,000円)
3.最大100Mbpsまで月々3,500ペソ(約7,000円)
4.最大300Mbsまで月々4,500ペソ(約9,000円)
5.最大500Mbsまで月々7,000ペソ(約14,000円)

フィリピンでは、まだ通信インフラの整っていない地域もまだありますが、私が滞在しているマカティはインターネットも比較的快適に使用できます。インターネット環境を重視される方は、住居を決める要素として、あらかじめコンドミニアムのインターネット環境を確認することがポイントになるのではないでしょうか。

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